2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

地響きがしそうなくらい強い波よく見据えなきゃもう決めなくちゃ

今年最初の 秋風を感じたのは 携帯の向こうからだった

月はこころを映すという 僕にはくきやかな二つの月が見えると言ったら ただの乱視でしょ、と事も無げに言う君

他人の幸せを 素直に喜べない自分の偏屈さを 話せる相手がいて良かったと思うのです

感覚の間隔がよりせばまって言葉紡げず音だけ漏れる

スカート姿も見てみたいと言ったら 次の日スカートでやってきた 絶対気があるって思うじゃん

あなたの声が聞こえた気がして 思わず振り返る 旧防衛庁前

たくさん泣くようになったけれど 泣いた方が楽なんだって知って それに身を預けている

私の思い出の トリガーになっている あの匂い

素直が一番だけれど 素直じゃないのも 悪くはないと思う

選ばれなかった未来 または 選ばなかった未来

人生というOSの上で 恋というアプリが走る でもネットワークが不良みたい

寂しくてくっついたり離れたり そればっかりしてきたお前には 言われたくない

この助手席は あたしの場所だって 思ってていいのかな

私と付き合いたいなら 強くならなきゃ 駄目だよ

孤独って表記は間違いで 個毒なんじゃないかなんて 本気で思う夜

彼が褒めていた本をこっそり読んでみる よしよしして欲しいみたいに取られるのが嫌で 読んだことを内緒にしている

これはペチコートっていうの ちがうちがう、 それは東京は夜の七時でしょ?

どうせするなら楽しくしたいのに 出来るだけ楽しく それが嘘になってしまうとしても

彼の叱り方は 多彩で歯切れよくウィットに富んでいるので ついつい怒られるような事をしてしまうのです(いいわけです)

風景や匂い 相手の名前なんかが抜け落ちていって 最後に言葉だけが残ってる

違いを愛せない私は ずっと一人に 怯えるのだろう

あたしより先に あまあまに甘えてる あたしの声

メールは 災いの もと

美しい生き方なんてできなくて地を這うように春夏秋冬

綺麗な髪の人を見かけて ふと触れたくなる 髪の魔力は強い

あの人がまた あたしを通して 他の誰かを見ようとしている

ついでに買ってきた、なんてあなたは言うけど そのプリン この辺じゃ売ってないじゃない

から揚げを食べたばかりの唇を二つ重ねてぬらりぬらぬら

社食での にこやかな笑顔 上辺だけ