すごくどうでもいいことを 一緒に悩んでくれる人が 好き

ドラえもんほどは役に立たないけれど 君が見る夢を 少しでも現実に変換していくのが僕の役目

男と女の どっちがバレンで どっちがタインなんだろうか

彼が褒めていた本をこっそり読んでみる よしよしして欲しいみたいに取られるのが嫌で 読んだことを内緒にしている

何年もやめていた 煙草を吸う夢を見た そんなに痛んでないって思ってたのに

今夜だけは 見逃すという優しさで 包んでください

美味しいカルボナーラにのってた 温泉卵を崩したらいまいちな味になって しょんぼりしてるあなたが愛しい

あなたまでの距離、あと五分 つい小走りになってしまうのを 降り出した雪のせいにする

物足りない けど 満ち足りてる

家族連れで高島屋へ行った スーツを着こなすマネキンを そっと君のイメージに置き換えてみる

カレンダー君 君は何のために そこにいるの？

制服を 最後に脱いだあの日から 変わる社会と変わらぬ世界

私の事を綺麗だという人は なぜか私に 恋をしない

「頑張れ」は無責任だと知ってても あなたはつかう あたし頑張る

ニセモノで満足するような 人だから 騙され続けるんだよ

好きだった間は あんなに真実で埋め尽くされていたのに 今は嘘ばかりに見える

会ったこともないのに 名前の響きだけで ちょっと好きになったりする

好きな色じゃなくて 似合う色を 探してみる

出会って別れて 出会って別れて 性格悪くもなりますよ

国境は 皮膚から 五ミリ

いないとさみしいのに 男の人は 本質的に怖い

相手の悪いところがちゃんと見えていて その事が許せるなら長く一緒にいられる 上手に期待できるからね

赦されない恋 赦していないのは 自分

君の名を 綺麗に書こう シャーペンの芯を何本粉に変えても

むけはじめた鼻が もう海を懐かしんでいる まだ夏真っ盛りなのに

ありがちで ユニークで ばからしいのよ、ああ恋なんて

一緒に歩こう きっと雨が 隠してくれる

飲みすぎた。 曖昧になっていく心 覚醒していく体

後ろからやさしく抱きしめて 頭の上にあごをそっと乗せた 君の身長を測るかのように

デート中に ふらふらとどこかへ行ってしまうのは やめて下さい