2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧
さらっと 妊娠しちゃえよ なんて言ってみる
通学鞄の中に 潜ませたそれが 少しだけあたしを大人にしている
好きだよって 言ってから 好きになったりする
彼は熱心に あたしにお酒の飲み方を教えてくれた おかげで一人になってからも寂しくない
他者の存在が あたしを綺麗に保っている だからひとりにしないで
急に寝室のドアを開けた 私の耳に届く 携帯のしまる音
沢山泣かされてしまうのは かつて 沢山泣かせたからだろうか
「助けてよ、もう心が折れそうなんだよ」 「大丈夫。心はこんにゃくだから。硬いものじゃないから」 こんにゃくって。ちょっと笑った。
目が合うたびに 恋の炎 ちろりと燃えて
突っ返されるのが怖くて贈れないプレゼントがある 脳内シミュレーションの結果は 十七戦三勝だ
いつも ラジオの向こうだけクリスマスだった でも今年はちがう
はじめからだますつもりの恋愛で どんなしあわせ つかむというの
一人寒い部屋で ビールなんて飲むもんじゃないな 心まで冷える
10回コールして 出なかったら切ろう 7回目で切った
やさしくしないで これ以上気持ちをほどいてしまったら 恋だと勘違いしてしまう
誠実面してる自分がいる限り 他人の誠実さなんて 信じられるわけがないのよね
大きな花火が夜空にきらめいては消え やがて静寂が訪れる短い間にだけ 思い出される恋がある
あとから考えた好きな理由なんて 痛みを回避するための 方便でしかないよ
何一つ割り切れないのは 私が何者でもないからだろうか 私がゼロだからだろうか
「ねえ、ちょっと、怖いよ」 「そう?」 「昔はそんな運転しなかったのに」
やさしさはマヨネーズです かけすぎたサラダはとてもじゃないけど食べられ… あれ、結構美味しい
言葉も声も体温も あたたかいなんて 卑怯だよ
ねえ あたしも 設計してよ
帰り道は 僕が 照らすから
嘘ついちゃいけないけれど 駆け引きはいいじゃんという 君の危うさ
人生はつらいかもしれないの 一言加えると たとえどちら側にいても
大抵のものは 誰の一番にもなれないまま 消え去っていくのだろう
花粉症って可愛いよね とか言われても困る 立ち尽くす
でも 悪い女ってのは ある意味褒め言葉だ
もう二度と 恋愛できる気が しない