僕の天使に 10年ぶりに 会いに行きます

大きな花火が夜空にきらめいては消え やがて静寂が訪れる短い間にだけ 思い出される恋がある

何かに なり損なった人たちで 世界はまわっている

彼は嫌い でも彼以外の人は 私をきちんと見ることさえしてくれないから

チェックアウトまであと五分 一秒たりとも無駄にしたら 死んでしまうとばかりに

ノーマルとか アブノーマルとか 誰が決めるんだろうか

鏡餅を飾った プラスチックに入ってた 大量生産の匂いにあたしたちは慣れすぎてないか？

ねえ あんどざしてぃ しようよ

考え無しに髪に触れた 無造作な自分も そうとう君が好きらしい

恋化粧なんて世間じゃ言うらしいまたはあなたの眼鏡のゆがみ

結婚してるかどうか 言わないのが ルール

冬の陽だまりの中で 恋心を育てるために 光合成する

閉じる時期は閉じる理由と必然が あったりなかったりｗ どっちだよｗ

ネットがなかったら 携帯がなかったら 手に入らなかった幸せもあるはず

惜しみなくささげた愛の言葉に 君は慣れてしまって やがて無関心になる

あ うん なんでもない

彼だけ違う着メロにした でも、それがばれると困るから 家ではずっとマナーモード

僕じゃ君を幸せには出来ないだなんて 試しもしないで努力もしないで 言うのはやめにしよ

まだ流行ってるかどうか 気にしながら買った ターコイズのピアス

サラダを取り分ける君が 野菜も食べなきゃ駄目だよ、なんて言う 心にもビタミンが沁みる

ああ、そうね 声さえ 知らないのにね

恋した 時が 適齢期

冬なのに 怖くなるから やめてよね

あなたのメールから 絵文字が減ってきて 別れの味がすると思った

肌が立てる音を 少し冷めた 脳の隅っこが聞く

理由もなく 興奮したいときってありませんか？ なんか変態っぽいな

たいていの人は 捨てられる寸前まで そのことを予想できない

人前で手をつなぐのが 苦手だけど 好き

あなたがあたしの闇を照らす ある部分は光を喜ぶ ある部分は闇が濃くなる

「こっちは星がすごい綺麗だよ」 君は電話の向こうで何度かそう言った 僕は僕の綺麗な星に思いを馳せる