2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今まで綿棒しか知らなかったのに 耳かきの味を知ってしまった 的な
いなくなってからの年月を いつか数えなくなる日が 来るのだろうか
切り取りたい過去が 私にはあった 今では私の一部
あたしが教えたカクテルを 他の女に 教えたりしないで
私は随分 彼からいろんなものを奪ってしまっている 何も返せないのがつらい
つきあい長いと アンテナの精度増すのかな どっか行っちゃいそうな顔してるぜ?って言われた
君はアイロンをかけるのが うまかったんだなぁと知る 午後10時
ほんのりと 加湿器ほどの暖かさ 届けられたらそれで幸せ
誰か抱いてくれー なんて小声で ねこに言い
つながったまま こぼれた涙の理由は 私にさえ不透明で
今夜は帰らなくていいのなんて 女のあたしにそんなこと言わせるなんて きらい
髪の毛をくしゅくしゅとされて なんだか胸がいっぱいになって 時が止まったらなぁなんて、思った。
もう死んでいくだけなのかな この恋で燃え尽きちゃったよ ねえ、死んでいくだけなのかな
続けるのって なんでこんなに 難しいんだろう
涙は 子供を大人に 大人を子供にする
よく見られたくてついた嘘は 相手が大事になればなるほど 自分を苦しめる
感覚の 間隔がよりせばまって 言葉紡げず音だけ漏れる
欲しいものは 特にないけれど 君には安心をあげたい
大手町の朝のラッシュ こんなにも沢山の 他人
みんな幸せだといい これは願いではなくて 祈りだと知る
あなたと付き合うようになってから ワインを半分あけられるようになった 今では一本あけられる
他人のしにたいを ぴったりと理解できるなんて 思わない方がいい
謎解きを 楽しんで 一枚一枚大切に剥いで
結局のところ 大人風味の 子供っぽい恋
プレゼントを選ぶ時 相手がそれを手にしているところを想像してみる たくさん触ってもらえるものがいい
ちょっと強めの地震 あわててあなたにメールしたのは 心まで不安に揺れたからじゃないからね
やらかいことばだけをたべて いきていくわけには いかないんだよ
彼が褒めていた本をこっそり読んでみる よしよしして欲しいみたいに取られるのが嫌で 読んだことを内緒にしている
地下鉄で四駅 君を 考える
吐き出して 吐き出して 底が見えてしまうことの恐怖