ごめんねと言わせることはつらいからあいたい気持ち伝えずにいる

あわない所が目に付き始めた 何であんなに おんなじだね、なんて言いあえたのだろう

生きるのが 下手な あなただから

視線は 言葉のように 迂回できない

男と女の二人三脚は難しい だって歩幅が違うから でも紐で縛らなければ同じ道を歩いて行けると思うのです

男なんて星の数というけれど その中のたった一人に赤い糸 気が遠くなるよ、神様

恋人同士で交わす「もう離れない」は どの程度真実なのだろう。 統計的な意味では。

あなたの心にもいくつかの 特別な桜が住んでいるのでしょう そういうのにあたしはなりたいのです

エアコンが壊れて不満かき回すうちわ二枚もなんか幸せ

あなたからのメールを待って 携帯を握ったまま落ちる 浅い眠り

言葉を強要したら それには嘘が混じるって 知らなかった

あたしがわがまま言ったのは あなたに変わって欲しかったからじゃないのに 昔のあなたが好きだったのに

どこまでいったら 君を全部知ったと 言えるのだろう

言われ慣れていない 「綺麗だよ」は 三ヶ月経っても信じがたい

ブログに かけないようなこと そんなに、しちゃ、だめ

いいこともわるい事も 「色んな事があったね」と 過去に押し込んで今を歩く

花火大会の前の日に 密かに予習する 浴衣の帯の結び方

姉と全く違う人生を歩もうとして ぐねぐねと歩き回ったあげく 旦那にしたのは姉のと同じ毛色の男だった

ヴィレッジバンガードに 通ってみたりする いったい何を期待してるんだか

あなたのメールから 絵文字が減ってきて 別れの味がすると思った

「週末はなんか予定あるの？」 聞く前に聞かれて ちょっと嬉しがるあたしもどうかと思う

祈るよ 願うよ 念じるよ

大人と 大人の理屈を共有しても 子供は幸せになれない

ごはん食べたら美味しかったんだよ それだけじゃ足りないって知ってるけど それだけでもいいかなって感じる時はあるよ

肩紐が 支える布の 防御力

「ママ、バレンタインデーの思い出教えて」 「パパ、あれ話してもいい？」 「絶対に駄目ですっ！」

すこしでも 綺麗で いたいなぁって

虹色じゃない橋 渡る時はしゃぐ君 僕もなんだかそれっぽくなる

ルールを決めて不自由に縛りあうよりも 迷いながら悩みながら 一緒に生きていきませんか？

あの時 君の手を握れなかった 痛み