似た背中 街で見つけ 少し追いかけてみたりして

おいしい思いをしたい でも頑張るとかは無理 強欲なんです

新幹線見るだけで なんかもう 胸が苦しくて

毎回 立ち読み されてる気分

僕たちの恋のレシピ： 不安を大さじ二杯 一緒にいる幸せを東京ドーム三杯分

恋愛って 服従したら負けだと ずっと思ってた

鯛焼きのあんこが思いのほか少なくても 最後まで食べるでしょう？ でもやっぱりがっかりはしてるんです

人の夢食べる動物いるというそいつは人の形している

彼の嫌がりそうなことを選んで言う そういう甘え方なんだろうか なぜ変われないのだろうか

「急にいなくなったりしないでね」 さんざん振り回したあげくに その台詞が出るなんてね

メスを入れられた 好きなだけ覗いてかまわないけれど お願いだから取り出して見せるようなことはしないで

ごめん おっきいＴシャツ 前の旦那のしかなくて

とりあえずビールの「とりあえず」より もっと軽薄に 「とりあえず」生きてます

彼は私を バカラのように扱う おもちゃのように扱う

「なんでもお酒のせいにすることにしたんだ」 「へえ。いつから？」 「いまから」

あなたが光っていなければ あたしは誰からも見えない 影でさえない

ゼリー なんて 付いて居ない

日本語を知らないなあと思う 自分を知らないなあと思う 恋をする資格はあるのかなあなんて思う

いつもと違う肌触りに僕はおびえる いつもと違う言葉遣いや メールの絵文字に

恋愛中毒ではなくて あなた中毒 なんです

同じ曲何度も聞いて馴染んだのあなたは今も聴いているかな

遊ばれていたとしても 全然 構わない

夫の年収を聞いても 怯まないっていうのが 最低条件

じゃあねという 三秒前まで じゃれあってみる

あなたが来るのを待っている あたしと 緑色の歯ブラシ

みんな遠くへ 行ってしまう おいていかないで

ネットがなかったら 携帯がなかったら 手に入らなかった幸せもあるはず

すっごく言い慣れてる「好き」でさえ 好きって言うのにはエネルギーが要るよね 「好き」が喉に引っかかって出にくい時はきっとどっか弱ってる

四日間位の恋がしたい 片道でいい でもふるえるような

綺麗な思い出を無理に汚す事はないよ 取り出すと汚れてしまうから そっとしまっておいて