記憶の隙間に 落ちていった言葉の方が 大事な気がする

ブログに かけないようなこと そんなに、しちゃ、だめ

同僚の男子が 私のそばではそわそわしたりするのを 当たり前だと思ってたんだよねぇ

扇風機 蚊取り線香 夏祭り

大切な気がして手元に置いておくけど使わないスタンプカード

そんなに気にするな いらないものを捨てるだけ ただの、整理整頓。

あたしよりお母さんの方が 年が近い男と 寝てみる

相手の癖を許せないのは お互いにとって 不幸なこと

その時は好きじゃなかった 修学旅行の夜名前挙げたのはね たまたま思いついただけだったんだ

なんとなく生きてる日々でさえ 思い出に 変わったりする

特別な言葉 厳密に言うと 特別な（人から貰った）言葉

結婚しなさい という母の目を見る 年取ったな

株価が下がる度に 持ってる奴らは不幸だねえとにやつくあなたに ぶら下がってるあたしも相当下品なんです

舐めても 舐めても 落ちない蜜の味

手芸用の綿が詰まった ビニール袋を見て思い出す 綿菓子

もう少し痩せたらきっと可愛いよなんて そんな言葉一つ残して 居なくなるなんて

結婚してるかどうか 言わないのが ルール

重たいと思ったらほおりなげても良いんだからね？ そう言った君の笑顔は 人懐っこい大型犬のようで

ささやかな何かを 手に入れるために無くす 正直さ

一片たりない ジグソーパズルを 今も探している

今はまだ 昔のメールを読み返すのは やめよう

恋をして 浮き彫りになる 自分のコンプレックス

右手を怪我した あなたへのメールも左手で打つ 手書きだったら字が下手になってもっと心配してもらえるかな

昔の恋は妙に滑稽だ 昔の免許の写真の滑稽さと いい勝負だ

ちょっとだけ君を乱暴に扱いたくて エゴイストで 武装する

みなさんが よい恋に めぐりあえますように

サラダを取り分ける君が 野菜も食べなきゃ駄目だよ、なんて言う 心にもビタミンが沁みる

昔は遠慮がちに入ってきたあなたが いつしか無造作に上がりこむようになり そのうちノックもしなくなった

オープンカフェ 時折吹く強い木枯らし 待ち合わせ場所を変えない？とメールしようとして携帯を開く

メラミンの食器が嫌いなあなた 本物志向のあなただから あなたの愛も本物だと信じてもよいでしょうか