2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日常から逃げたくて 遠くへ遠くへと行くけれど そこもすぐに日常の魔の手に落ちる

食 触 色 恋をせずには居られない いつか飽きると わかっているのに 俺、ずるい男だから そんな台詞付きで弱ったあたしに優しくするあなたは 真にずるい人なのでしょうか

不安を口にしてもしょうがない でもなんか溢れて泣く 癒せないのを知ってる手が慰めに来る 階段を登るあなたの足長くずるいよなんておもうのだけど 「またそんな事言って。 そんなに褒めても何も出ませんよ」 出てるよ、君の笑顔が。

征服したい男と 全部を出せない女じゃ どうしたってどっちかが嘘つくしかない 好きな人が愛用してる風邪薬が 私の愛用してる薬と一緒だと聞いて にやにやする 流行は追わないとか言わないほうがいいよね うん 追えないにしか聞こえないからね

切り札は全部使ってしまった 彼の元に集まったそれらが 使われる日が来るのだろうか 「髪切った?似合ってますね」なんてこと言えるはずなくお釣り受け取る 代役は立てられないの恋だから主演女優をやるしかないの

寒いねえ もう一枚着てくれば良かったなあ (だから足りない分はあなたが暖めてください) 冬の間は気がつかなかったけれど 窓を開けると踏み切りの音が哀しげに聞こえる これじゃあ夏になっても窓を開けられないな、なんて思う 「なんでもない」と 強がる君…

「全部好き」なんて言葉は信じられない どこかで少しずつ見て見ぬ振りをしていて 別れの芽を育てているのではないか 色気を 貯める 旅に出よう 見上げたら空がとっても青くって瞼の端を塩辛くする

あなたの声に弱い 抵抗できない 勝ち目がない いいもん 一人で行くもん 慣れてるもん カラオケで 入れる曲にはその人の 過去がほんのり滲み出ている

羽休めだといって 男が居ついてから もう三年になる 好きな子の名前織り込むパスワード時々変える運用に向く だーれだ? なんて小声で ねこに言い

掃除機を掛けるときにする カチューシャ姿が 好き あたしよりね あなたのほうが 自分をうまく出せない人だって思ってた 扉を開けても その鳥は 出てこようとはしませんでした

一戦を交えてなかった事になる程度のけんかならば良くする 甘やかされているなぁ でも 気持ちいいなぁ 踊り踊るなーら、ちょいと 淫らな ステップで

何が悲しいって お前との思い出が 徹底的に楽しい事ばかりだって事 あたしにとって おならをしちゃっても平気な相手 そんな彼が出来ました 好きすぎて どうしていいのかわからない 服従させたいわけじゃないのに

前髪を 気にする君と 笑う風 じゃあもっと 冷たくしてください 我慢しますから 好きな人から 好きな人が好きな人の話を聞いた 動揺を隠すのが精一杯で笑顔は作れなかった

そのキスは やめておきなと アドバイス 百点満点の男なんていない 恋をしていると 時々それを忘れてしまう 劣等感を感じる相手 下手に出るか 乗り越えて見せるか

大して好きじゃない人に 好きと言ってしまった自分に驚く これから他人の好きをどうやって信じたらいいのか 沢山泣かされてしまうのは かつて 沢山泣かせたからだろうか 今まで綿棒しか知らなかったのに 耳かきの味を知ってしまった 的な

縮こまっちゃって かわいそうに 旅が足りないんだね えーっと、 代用品 ってこと? 彼のシャツが綺麗になってる やっとアイロンがけ覚えたのかな それともあの水色のアイロンを使う人が出来たのかな

私がショウウインドウを覗き込む後ろで 他の女性を物色する あなた 物足りない けど 満ち足りてる どこかさわって そのまま ねむる

さりげなく 自分のサイクル 切り出して かつての君が 僕の痛みを 理解できなかったように あたしは自棄になると物を買う 主に身に着けるものを 自分の自棄に包まれて町を歩く

飢えて するのが 恋 未来は暗い? 暗いのは未来じゃなくて 君の想像力だよ 彼が作ったサンドイッチは からしがきいていてとても美味しかったので 素直に餌付けされておく

進みたい 進めない 迷いは二つの胸で踊る いつもより少し鼻声の君が 少しセクシーで かなり愛しい 必要なことは 大事そうに 見えない

ちょっと好きなだけだったら きっともっと あなたに優しくできるのに 「学生に戻りたいなぁ」 妻が言ったそんな一言に 俺は独身に戻りたいと超小声 どうしても個性がね 滲み出しちゃうことってあるよね 例えば、歯磨き粉の種類とか

彼の車に小型掃除機が積んであった 私の痕跡を消すために 用意したのだろうか 少し高くなった空を見て 夏の終わりを思う ねえ、少しはいい夏になった? はじめからだますつもりの恋愛でどんなしあわせつかむというの